トラブルシューティング

このページの内容

人物と AI のレイヤーについて、症状から診断します。カメラ、録画、アップロード、アプライアンスの問題については、まず 監視カメラのトラブルシューティング を参照してください。このページの内容はすべて、映像自体が正常であることを前提としています。

People タイムラインに何も表示されない

タイムラインに "No face detections — There are no face detection items in this current view range of the timeline." と表示されます。

  1. 人物追跡 はオンになっていますか? この設定はカメラごとで、デフォルトではオフです。カメラとデバイス で各カメラを確認してください。
  2. 検出しきい値のフィルターですべてが非表示になっていませんか? デフォルトでは、人物が表示されるには、十分な時間にわたって十分な回数の検出が必要です。しきい値フィルター をオフにしてください。人物が表示される場合は、最小値をわずかに下回っていただけです。
  3. 日付の範囲を確認してください。 1D/2D/3D の範囲と日付ピッカーは、誤った日のままになりがちです。
  4. カメラは実際に顔を捉えていますか? 人物検出には、使用できる大きさと角度の顔が必要です。真下を向いた天井のカメラでは、顔ではなく頭部が検出されます。ライブビューでカメラの画角を確認してください。
  5. 機能の有効化を確認してください。 People のエリア全体が表示されない場合や、API が "People feature is not enabled for this facility" を返す場合は、機能が有効になっていません。アカウントマネージャーに連絡してください。

メンバーが識別されない(常に「Unsure」になる)

最もよくある問題で、原因はほぼ常に 写真 です。

  1. 写真のステータスを確認します。 People 一覧 でメンバーを探します。"Invalid Photo" バッジ(ツールチップにスコアと不合格の理由が表示されます)または "Not Processed" のステータスは、顔照合に使える写真がないことを意味します。メンバーシステムで写真を修正するか、直接編集してください("Edit Profile" → "Change")。
  2. 写真がまったくない場合 でも、Self Learning によって来訪情報の関連付けから識別できます。キューに入っているかどうかを確認し、Enhanced AI Analysis がオンになっていることを確認してください。
  3. 一度手動で識別します。 その人物の unsure プロフィールで "Identify This Person" 操作を行うと、すぐに結び付けられます。蓄積されるシャドウ写真によって、今後の照合精度も向上します。
  4. 惜しい結果が続く場合(ポップオーバーに 85% をわずかに下回る類似度が表示される)→ 顔認識のチューニング を参照してください。ただし、しきい値を変更する前に写真を改善してください。

同じ人物に新しい「Unsure」プロフィールが作成され続ける

認識によって来訪が結び付けられていません。

  1. 重複を統合します。 タイムラインでプロフィールを選択し、統合 します。統合するたびに顔の参照がまとめられ、次の来訪が結び付けられる可能性が高くなります。
  2. カメラの画質を確認します。 ドームカバーの汚れ、逆光(明るい入口に向いたカメラ)、暗い照明はいずれも、照合に使えないほど品質の低い参照写真の原因になります。解決策は設定ではなく、カメラの映像を改善することです。
  3. 施設全体で発生している場合は、シャドウプロフィールの 品質プリセットが照明条件に対して厳しすぎる可能性があります。症状と対処の表 を参照してください。

誤った人物として識別される

まれですが、真剣に対処する必要があります。

  1. 記録を修正します。 人物のプロフィールを開き、シャドウ写真を確認します。誤った統合や不適切な自動追加の写真は、通常は目で見てわかります。誤った画像を削除するか、正しいメンバーに統合または再識別してください。
  2. Self Learning が結び付けた場合 は、記録に対して "Unlink" を使い("the self-learn record will be reverted")、理由を添えて照合を "Reject" してください。これにより、再び提案されなくなります。
  3. 照合を厳しくします。 Member Matching を Strict 寄りに変更してください。顔認識のチューニング を参照してください。

ポスター、マネキン、テレビが人物として表示され続ける

これは設計どおりの動作であり、専用の解決策があります。ブラックリストに登録 してください。誤って検出された人物のメニューを開き → 理由("e.g. Store Mannequin")を添えて "Add to Blacklist" を選択します。以降の検出結果は、処理される前に破棄されます。別のカメラの角度からの検出が続く場合は、その検出結果の 1 つから 2 つ目のブラックリスト項目を追加してください。

レポートが空、またはゾーンが表示されない

  1. レポートは設計上遅れて表示されます。 スナップショットは前日分が夜間に生成されます。新しく導入した施設では、2 日目からデータが表示されます。
  2. "No zones configured — assign cameras to access zones in Settings":ゾーン分析には、カメラが割り当てられた アクセスゾーン が必要です。
  3. KPI がチェックイン数と比べて低い場合:人物追跡 がオンになっているカメラを確認してください。レポートのデータは、分析対象のカメラからのみ取得されます。

アクセス違反の内容がおかしい

  1. 設定後に発生する誤った違反は、ほとんどの場合ルールの不備です。 正当なプランが、ゾーンの許可リストに含まれていないことが原因です。メンバーの行動を疑う前に、ゾーンの Membership Plans のルール を確認してください。
  2. 定義を思い出してください。 違反とは プランのルール との不一致("excluded, or not in the allowed plans")であり、Access Hours の時間帯も含まれます。正しいプランのメンバーでも、許可されていない時間帯であれば違反になります。
  3. オープンなゾーンでは違反は発生しません。 "Anyone can access" のバッジが付いたゾーンで違反を検出したい場合は、まずルールを設定する必要があります。
  1. Enhanced AI Analysis をオンにする必要があります。 オフの場合、関連付けはまったく実行されません(設定セクションも非表示になります)。
  2. 証拠の基準を確認してください。 プロフィールには、関連付けられた来訪の最小回数(デフォルト 8 回)が必要です。In Pipeline タブには、プロフィールごとの進捗("N/M visits")が表示されます。来訪頻度の低い人物は、証拠が蓄積されるまでに数週間かかります。
  3. チェックインが同期されている必要があります。 チェックインのデータがなければ、関連付けは行われません。insights_checkins MCP ツールまたは Partner integration のステータスで確認してください。
  4. 「No Match」タブの件数が多い場合は、いつも一緒に来るカップルや 2 人組であることがよくあります。 システムは 2 人の候補の中から推測で選ぶことはしません。そのうち 1 人を 手動で識別 してください。
  5. 「Unable to Link」タブの件数が多い場合は、メンバーシステムのデータ品質に問題があります。 通常は、結び付けを完了するために必要なフィールドが記録に含まれていないことが原因です。

統合、識別、削除が止まっているように見える

これらは追跡されるバックグラウンド処理として実行されます。長い検出履歴の再割り当てには時間がかかります。カードには一時的な状態("PROCESSING"、"DELETING...")が表示されます。統合では "Processing N of M…" が表示され、一部が失敗した場合は "Retry Failed" オプションが表示されます。削除に失敗した場合は "DELETE FAILED - RETRY" が表示されます。人物 ID("Copy Person ID")を添えてサポートに連絡する前に、一度再試行してください。

サポートに連絡する場合

施設名、Person ID(任意のタイルメニューまたはプロフィールからコピー可能)、関係するカメラ、日時の範囲、そして識別の問題の場合はメンバーの写真のステータスが有効かどうかを含めてください。ポップオーバー(類似度スコアが表示されます)の匿名化したスクリーンショットがあると、ほとんどの照合の調査を短縮できます。